とある少年の白昼夢
＊日本語です。
＊まだ未完成ですけど、一応重大なネタバレ（のつもり）です。すべてが書き終わる時、中国語バージョンを企画BBSに貼る予定です。
＊創作企画BlindEYESのPC【柊 涼夜】の【心像霊場】に興味を持つ方は今すぐページを閉めることがお勧めです。
＊文才はこの文章のどこにもありません。
＊そんなこと気にしてねぇ！という方、どうぞ。
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昔々あるところに、一人の少年がいた。
少年は物心が付く前に、父親をなくした。最愛な夫を失った母親は生まれ付き病弱な少年を夫のように失いたくない為、それから、少年を屋敷の中にずっとずっと閉じ込めていた。
これは母親が自分を愛しているからだ、と、少年は分かるつもりだった。が、まだ幼い彼の目によく映っていた景色は、しっかり鍵のかかった黒き鉄門と無限な孤独しか無かった。
そんな少年にとって唯一な慰めは、屋敷の二階にある、小さくて塵っぽい書斎だった。
TBC.